Eudoraの設定(電子メールソフトの設定)


第二生化マニュアル目次

1)基本的なこと

電子メールは大変便利な道具ですが、基本的な事だけは理解して他の人の迷惑にならないように使って下さい。東大医学部の場合、各自がxxx@m.u-tokyo.ac.jpというアドレスをもらいます。ここに届いたメールはいったん医学部図書館のメールサーバーの中の自分のフォルダー(正確にはディレクトリといいます)の中に蓄えられます。これを適時研究室の(あるいは自宅から)コンピュータで読みに行くことになります。従って、長い間メイルを読まなかったり、あるいは、読んでもサーバーに残す設定のまま使っていると、いつのまにか、医学部図書館のメールサーバーの中に大きなファイルができてしまい、迷惑をかけることになります。

あとで述べるように、自宅や外出先からも医学部図書館のメールサーバーにアクセスできますが、このためには、メールサーバーにメイルが残っていなければいけません。複数の場所からメールを読む場合でも、どこか一カ所では、必ずサーバーからメイルを削除する設定にしておいて下さい。

ちなみに私(横溝岳彦)の場合、大学の研究室のコンピュータで読んだ場合に、サーバーからメイルが消えます。自宅や、外出先からの場合は、サーバーにメイルを残す様に設定しています。

2)Eudoraの設定

Eudoraは最もよく使われているMac用のメールソフトで、フリーウェア(無料で使うことが許されている)であるため、誰でもコピーして使うことができます。現在のversionはJ1.3.8.6です。

1)自分専用のコンピュータからEudoraを使う場合

まず誰かのEudoraをフォルダごとコピーして下さい。Eudoraを起動して、「操作」の下の設定変更を選びます。POPアカウントは自分のアドレス(xxx@m.u-tokyo.ac.jp)、本当の氏名はローマ字で入れるのがマナーとされています。SMTPサーバーは入れなくても良いです。(POPと同じなので)メールアドレスはPOPアカウントと同じです。(東大の場合)次に「操作」の下のスイッチを選びます。基本的に変えなくても大丈夫ですが、とりあえず「サーバーに手紙を残す」は選ばないで下さい。いったん終了して、再度Eudoraを起動すれば、自動的にメールを読みに行きます。

2)共同のコンピュータからEudoraを使う場合

上の1)で設定すると、システムフォルダに電子メールフォルダというフォルダができてしまいます。共同のコンピュータの場合、これはまずいので、まず誰かのEudoraのファイル(なんでもOK)をコピーして、これをダブルクリックしてEudoraを起動します。こうすればシステムフォルダではない場所に、メールや設定が保存されます。なお、この場合、「パスワードを保存する」設定にすると、誰でもメールが読めてしまうので気をつけましょう。

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