Jun. 25, 2004 第46回日本脂質生化学会(熊本)

 熊本市で脂質生化学会が開催された。参加者は200名を越え、演題発表は70代程度で全員が口頭発表である。脂質の古典的な生化学から、線虫を用いた遺伝学、さらにゲノムインフォーマッティクス(脂質データベース)など、幅広い範囲で、大変レベルの高い学会である。本会は安田守雄先生(明治34年生まれ、北大生化教授、我が国の脂質生化学の大先達と呼ばれる。コレステロール定量法を開発した)が初代会長で、その後、日本の脂質生化学の伝統を引っ張ってきた貴重な学会である。過去6年間、脊山洋右先生が会長となり、私は庶務幹事を務めたが、この12月で西島正弘先生(国立感染研究所)の執行部体制となる。この6年間、3年間は和泉孝志(現、群大教授)、横溝岳彦(現助教授)の二人が実務を果たしてくれ、今年からユーミンでの投稿も開始された。今後、脂質化学だけでなく、幅広く脂質生物学をカバーする重要な学会とならう。

Castle
写真1 400年前に加藤清正が気づいた熊本城、これは見事な作りであった。 西南戦争で薩摩軍が負けたとき、「清正候に負けた」と言ったと言う噂があ る。36度もある暑い中、実際、この城をめぐるのは本当に疲れました。

Presentation1
写真2 大戸さん(D1)の「新規ホスホリパーゼA2」の発表。受け答えもしっ かりしてなかなか好評。

rehearsal
写真3 厳しく質問(練習)する吉川(D2)。本番でも質問をしていた

Nice combination
写真4 懇親会で芸を披露する(?)二人(大戸、山谷)

Kenbu
写真5 剣舞。やはり、ここは武蔵の地

member
写真6 最後に真面目に記念撮影

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