去る9月27日にベルリンで開かれた、
Ernst Schering Prizeの授賞式の 様子を紹介したい。式典は厳粛で、かつ楽しく、また、司会者は一切おらず、順次整 然と講演者が代わるというスタイルで、印象深かった。会場は、Berlin-Mitteにある Konzerthaus (Concert Hall)。式典は5時ー7時までの2時間であった。最初に、ベ ルリンフィルハーモニーの室内楽四重奏(String Quartet g-minor, op. 10 by Debussy)(写真1)。ついで、Stock教授(シェリング財団委員長)の開会の挨拶 (写真2)、さらに、 Brune教授(Nurnberg, Friedrich Alexander University)に よるLaudation(これは、訳すると賛美、実際は業績の紹介)(写真3)、さらに、 ドイツの文部大臣(Senator Professor Stolzl)の演説と賞状授与(写真4)、そし て、ベルリン在住の日本大使Kunisada Kumeの挨拶(写真5)、最後に清水の講演 (写真6)、という順番である。清水の講演は約30分であったが、その内容は見る ことが出来る。
(Link) なお、清水の講演内容以外の写真はプロのカメラマンによるものである (Copyright by Matthias Lindner)。